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≪知っているとちょっとお得なワインマメ知識≫ ボルドー型、ブルゴーニュ型・・・『○○型ワイングラス』は、本当にそのワインに最適な形なのか?第2回2016/07/25

皆さま大変お待たせ致しました、ワイングラス実験レポートの第2回をお届けします。

 

第1回では「人間が味を感じる仕組み」を再確認し、

ボルドー型・ブルゴーニュ型グラスがそれぞれどういう根拠に基づいて設計されているのか、

というところまでお伝え致しました。

今回はいよいよ、フィラディスチーム12名による、

それぞれのグラスを使った実験テイスティングのレポートです!

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1.実験にあたって

 ・検証したテーマ

  今回は、以下2つのテーマについて検証しました。

    A.「ブルゴーニュ型グラス」は、ブルゴーニュワインとどう合うのか?」

    B.同様に「ボルドー型グラス」は、ボルドーワインとどう合うのか?

  それぞれのテーマにつき、そのワインが本来持っている「良さ」が一番良く表現されるグラスを選ぶ。

 

・実験に使用したグラス

 以下の4種類のグラスを使用しました(*写真左から① ⇒ ④)

      ①INAOグラス(フランスの国立原産地呼称研究所が認定したテイスティンググラス:基準として)

   ②ブルゴーニュ型グラス(小サイズ)

   ③ブルゴーニュ型グラス(大サイズ)

   ④ボルドー型グラス(大サイズ)

 

   

 

 ・実験の方法と使用したワイン

  今回の実験は以下の3セッションに分け、計8種類のワインで実施しました。

  セッション1 : ブルゴーニュワイン(コート・ド・ボーヌ/コート・ド・ニュイ/熟成ブルゴーニュの計3種類)

  セッション2 : カベルネ・ソーヴィニヨンベースのボルドーワイン(3種類)

  セッション3 : メルロベースのボルドーワイン(2種類)

  

・ひとつのワインを4種類のグラスに入れ、各ワインの香り、アタック、味わい構成・バランス(甘さ、酸、タンニン)

を比較検証する。

・角グラスに注ぐワインの量は「グラス形状毎に適正と思われる量」とし、同じ容量ではない。

・セッションごとに全てのワインを試飲し終わった段階で、各形状のグラスについての意見結果を集約。

  

2. 実験結果

  それでは、セッションごとに検証結果を簡単にまとめていきます。

 

≪セッション1:ブルゴーニュワイン3種≫

試飲ワイン①バターフィールド ボーヌ・プルミエ・クリュ レ・ブレッサンド 2013年

試飲ワイン②リシャール・マニエール ヴォーヌ・ロマネ・スーショ 2013年

試飲ワイン③デュポン・ティスランド ヴォーヌ・ロマネ・スーショ 2013年

 

 

●セッション1 まとめ

・まず、基準となるINAOグラスは「要素を素早くダイレクトに、こじんまりまとまって感じる」という意見が多かった。

飲み口から液面が近いこともあり、各要素をシンプルに捉えやすい。これは以降のセッションでも同様。

・ブルゴーニュグラス小は、ブルゴーニュワインの「チャーミングさ、エレガントさ、柔らかさ」

を引き出すグラスと位置付けられた。

ブルゴーニュワインにそういった要素を求める人なら、大グラスよりも良い、という意見もあり。

・ブルゴーニュ大グラスは、「アロマの広がり・複雑性・官能性・余韻の長さ」を引き出す。

上質なブルゴーニュワインの場合その力を強く発揮するが、若いブルゴーニュだとフレッシュ感が感じにくくはなる。

・ボルドーグラスは、「タンニン・凝縮感」が強調される一方で、甘やかさや旨味・余韻を引き出す。

また、アロマの面では縦に細長いグラス形状からも香りが上向き・直線的に放出されてぼやけてしまい、

ブルゴーニュの醍醐味に欠ける。

 

≪セッション2:カベルネ主体ボルドーワイン3種≫

試飲ワイン①シャトー・プティ・フレイロン キュヴェ・サラ 2012年 (カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ25%)

試飲ワイン②シャトー・ピブラン 1995 (カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドのブレンド 比率非公開)

試飲ワイン③シャトー・グリュオー・ラローズ 2004 

(CS58%、M33%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%、マルベック1%)

 

 

●セッション2 まとめ

・INAOグラスについてはセッション1とほぼ同様の見解、「ダイレクト、こじんまり、素早く伝わる」。

・今回、ボルドーワイン×ブルゴーニュグラス大小では、①~③のワインにより認識に変化が生じた。

・ブルゴーニュ小グラスは若いプティシャトーでは各要素の「ばらつき・ちぐはぐ感」が目立ってしまった。

しかし②③の熟成ワインではタンニンよりも「酸・果実味をエレガントに引き出し」てくれ、

タンニンの強いワインが好みでなければこちらで飲むのも良い、という意見もあった。

・ブルゴーニュ大は①②のワインについては小と同意見だったものの、

③のグリュオー・ラローズ2004では各要素が急激に拡散してバラけてしまった印象。

複雑性が高く各要素の多いワインには向かないのか?という見解。

・ボルドーグラスはやはり「タンニン・力強さ・凝縮感」という、ボルドーワインに求める要素がきちんと引き出される印象。

プティシャトーにも高級感や落ち着きを演出し、熟成した2本では「複雑な要素を上手く統合」していた。

 

・・・ということで今回はここまでにします。

次回はセッション3と最後の総括ディスカッションの模様をお送り致します!!

 

Firadis WINE CLUB 店長 五十嵐 祐介